理念
個性を尊重 子どもも大人もみんな大切
【ゆあからいむの全力】
- お子様と保護者様、どちらの個性も全力で大切にします。
- お子様の自尊感情、認知能力、非認知能力を全力で育てます。
- 保護者様の子育てや教育相談支援を全力で行います。
- お子様も保護者様も気軽に立ち寄り、集える場所を全力で目指します。
【子どもの個性】
『ゆあからいむ』とは『Your Color Improve』の略称で、「あなたの色(個性)が向上する」という意味が込められています。 自分を大切にしたり、自分に自信を持ったりすること、すなわち自尊感情を持つことが自分という人間の個性を尊重するということに繋がります。「個性」と聞くと、「優しい」「おっとりしている」などの性格や趣味、他者が真似することが難しい特技などを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。もちろん、それは広く一般的に使われる「個性」で間違いありません。しかし、ゆあからいむの考える個性はもっと広い意味を持ちます。例えば、「学校が楽しみで毎日登校している」「学校に行けなくて苦しんでいる」「保育所で友だちにいたずらをしてしまう」これらは、そのような行動をする子どもの「個性」です。そして、ゆあからいむはどんな個性も尊重すべきだと考えています。例外はありません。ただし、状況により「人間」か「行動」か、どちらを尊重するのか、それにより意味が大きく異なります。例えば、2歳の子どもが友だちに砂をかけます。この行動はいけないことです。それは伝えなければいけないことです。しかし、なぜ砂をかけたのか? それを探っていくことがその子ども自身、すなわち「人間」を尊重することに繋がるのではないでしょうか。
では、「他人を傷つける」という行動も個性として尊重すべきなのでしょうか。私は、その行動自体は簡単に許されていいものだとは考えていませんが、それを行った人間の個性は「尊重すべき」だと考えています。傷をつけた人間の個性を尊重すると、傷をつけられた人間は尊重されない、というわけではありません。傷をつけられた人間にも、傷をつけた人間にも、個性があり、人権があり、それらは尊重され、守られなくてはいけません。他人を傷つけた人間は、なぜ、どうして他人を傷つけるような状況に陥ってしまったのか。その行動自体は尊重できずとも、一人の人間として個性を尊重することはできます。そして行動の原因を知り、同じ過ちを繰り返さない生き方を見つけ、自分も他者も愛すことのできる存在になってほしい。
自尊感情を育てる方法はたくさんあります。しかし、どんな方法が効果的かは一人ひとり違います。子どもと関わる中で、それを探り、実践し、自尊感情を育てることで子どもの個性(色)を育てます。
【大人の個性】
個性があるのは子どもだけではありません。上述した内容は全て大人にも当てはまり、大人にも人間の数だけ個性があります。しかし、社会の中で大人は個性を抑える傾向があります。マナー、モラル、常識、雰囲気、集団、組織。これらを意識することは生きていくうえでとても大切なことです。「個性」では全てのことは通用しない世界に私たちは生きています。そこで、休日や仕事帰り、家事終了後などに気の合う仲間と集まり、個性をさらけ出したり、趣味に没頭することで自身の自尊感情、そして個性を保っています。
さて、全ての大人が上述した内容でイキイキと生きているのでしょうか。答えは「いいえ」です。例えば、「自分の子どものことが愛おしくて、大好きで仕方ない。しかし、自分の時間が取れずに困っている」 または、「疲労やストレスで子どもが可愛く見えなくなった」また「誰かに嬉しかったことや悲しかったことを話したいけど、話す時間なかったり、適切な相手がいない」そんな大人も多いのではないでしょうか。ゆあからいむは、そんな方々の支援をします。それにより、大人に心の余裕が生まれ、良い子育てを継続できるようになります。そして、大人の個性も守っていきます。